当事務所の相続・遺言書専門サイト【相続と遺言書相談.com|埼玉県川越市の行政書士鈴木法務事務所】はこちらから
相続の知識

口約束だけで遺産をもらうことはできる?

まず前提として、法定相続人がいる場合には、原則として遺言書がなければ法定相続人以外の人が遺産をもらう権利はありません。基本的に、相続人以外の人が財産をもらう(遺贈)には、遺言書にその旨が書かれていなけ...
遺言書

遺言で献体することはできる?~まず家族の理解を得ることが不可欠

献体というのは自分の死後、医学などの現場へ自らの体を提供することです。献体されたご遺体は、今後の医学の発展や医師の育成などのために解剖などで利用されることになります。こうした希望を持っている方はとても...
終活

生前の相続対策~金融機関の口座はできるだけまとめましょう

相続の手続きでは、財産調査の一環として被相続人(亡くなった方)の口座がどのくらいあるのか、といったことを確認する必要があります。当事務所にご依頼された相続手続きの中にも、多い方で10行以上銀行に預貯金...
遺言書

遺言書の内容には絶対に従わないといけないのですか?

被相続人(亡くなった方)の遺言書がある場合というのは、相続を考える上で最優先される事項です。民法では被相続人の遺言書がある場合、その内容を優先すべきとされているからです。つまり原則としては、民法の法定...
遺言書

遺言書に書かれている遺贈とは?~遺言による贈与

遺贈とは、遺言によって遺産の全部または一部を、特定の人に贈与することです。民法第964条(包括遺贈及び特定遺贈)遺言者は、包括又は特定の名義で、その財産の全部または一部を処分することができる。ただし、...
遺言書

遺言書を作成するメリットは?~自分で財産の分け方を指定できる

まず、遺言書は誰でも作成しておくに越したことはありません。相続トラブルというのは、思わぬところから生じることがあるからです。遺言書があることで、相続人にとって様々なメリットがあることはもちろん、自らの...
相続の知識

遺留分侵害額請求権とは?~一定の相続人が遺留分を取り戻す権利

まず遺留分とは、被相続人(亡くなった方)の相続財産について、その一定の割合を一定の法定相続人に保障する制度です。遺留分の権利者は被相続人の遺言などで遺留分を下回る遺産しか相続できないような場合に、遺留...
遺言書

遺言書が複数出てきたら?~どの遺言書が有効?

まず、遺言書というのは何度でも書き直すことができます。ですから、自分で書いて自分で保管する形式の自筆証書遺言の場合、遺言者が複数の遺言書を書いているといったケースもあります。複数の遺言書が出てきて、そ...
相続の知識

被相続人の生前に相続放棄をすることはできますか?

相続の開始後、相続人は相続の承認、限定承認、相続放棄のいずれかを選択することになります。そして、相続人はその選択を、被相続人(亡くなった方)の死後、原則として3か月以内に行うことになっています。民法第...
相続の知識

まだ生まれていない胎児の相続権について

胎児というのは、まだ生まれていないお腹の中の子のことですが、民法では以下のように規定されています。民法第3条1項(権利能力)私権の享有は、出生に始まる。つまり、まだ生まれていない胎児については、生まれ...
相続手続き

相続人の中に被相続人から貸付(借金)や生前贈与を受けた人がいる場合

被相続人(亡くなった人)から貸付や生前贈与を受けた推定相続人(将来相続人となる人)、例えば、亡くなった親からお金を借りていた、あるいは生前贈与を受けた子がいるような場合です。住宅ローンの頭金であったり...
相続税・贈与

相続税と養子縁組についての人数制限

養子縁組をした結果として相続税の節税につながることがあります。もっとも最初から相続税の節税目的で養子縁組を行うケースはまれですが、養子縁組をすることによって結果的に相続税の節税、あるいは相続税がかから...
遺言書

遺言書に書かれている遺言執行者とは?

遺言執行者というのは簡単に言うと『遺言書の内容を実現するための人』ということになります。法律上は相続人全員の代理人ということになっていますが、遺言執行者の役割などを考えると、むしろ被相続人(亡くなった...
相続税・贈与

海外在住の日本人が日本の財産を相続した場合の相続税

例えば、海外に長期在住している日本人の方が、日本にいる親が亡くなるなどで生じた相続によって日本国内の不動産などを取得したような場合、日本での相続税の申告は必要なのでしょうか。長期間海外に在住している場...
相続の知識

養子にも遺産の相続権はありますか?

養子については、民法に以下のような規定があります。民法第809条(嫡出子の身分の取得)養子は、縁組の日から、養親の嫡出子の身分を取得する。ここでいう嫡出子(ちゃくしゅつし)とは、婚姻関係にある夫婦の間...
相続手続き

不動産を売却して遺産分割を行う~換価分割とは?

不動産を相続人が分割して相続する場合には、主に以下のような方法が考えられます。 共有分割 換価分割 分筆 代償分割共有分割とは、文字通り相続人の共有名義で不動産を相続するものです。ただし、共有分割につ...
相続の知識

相続人となる権利がなくなる~相続欠格とは?

相続欠格というのは、本来相続人に該当する人であっても、一定の行為を行ったことで相続権をはく奪され、相続人となれない場合のことです。相続欠格については相続廃除とは異なり家庭裁判所の審判等は必要ではなく、...
遺言書

遺言書で特定の相続人に遺産を相続させないようにすることはできる?

遺言書というのは、被相続人(亡くなった方)が財産の分け方(遺産分割)をあらかじめ決めておくことができるものです。そして遺言書においては、特定の相続人に財産を相続させないという内容で作成することも可能で...
相続の知識

相続における寄与分とは?~貢献度を考慮した相続分の上乗せ

寄与分というのは、相続人の中に、被相続人(亡くなった方)の財産の維持や増加について、特別の貢献(寄与)をした人に対して、その分を法定相続分に上乗せすることを認める制度です。特別の寄与とは、例えば被相続...
遺言書

遺言書の種類と特徴について~普通方式の遺言書は3種類

遺言には、大きく分けて2種類のものがあります。それは、『普通方式』と『特別方式』です。民法では普通方式として『自筆証書遺言』『公正証書遺言』『秘密証書遺言』の3種類と、特別方式遺言を定めています。なお...