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相続の知識

相続の知識

事実婚(内縁関係)でも相続放棄は必要なのですか?

事実婚(内縁)の関係である場合、これはいわゆる戸籍上の夫婦ではありません。そのため、事実婚の配偶者は、民法で定められている法定相続人にはあたりませんので、遺産の相続権もありません。つまり、相続権がない...
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相続が争い(争族)になりやすい主な原因や要因は?

相続というのは生前にどれだけ家族の仲がよくても、思わぬところから相続ならぬ『争族』になってしまうことが往々にしてあるものです。これは財産の多い少ないは関係ありません。遺言書作成の相談などでは、どのよう...
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口約束だけで遺産をもらうことはできる?

まず前提として、法定相続人がいる場合には、原則として遺言書がなければ法定相続人以外の人が遺産をもらう権利はありません。基本的に、相続人以外の人が財産をもらう(遺贈)には、遺言書にその旨が書かれていなけ...
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遺留分侵害額請求権とは?~一定の相続人が遺留分を取り戻す権利

まず遺留分とは、被相続人(亡くなった方)の相続財産について、その一定の割合を一定の法定相続人に保障する制度です。遺留分の権利者は被相続人の遺言などで遺留分を下回る遺産しか相続できないような場合に、遺留...
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被相続人の生前に相続放棄をすることはできますか?

相続の開始後、相続人は相続の承認、限定承認、相続放棄のいずれかを選択することになります。そして、相続人はその選択を、被相続人(亡くなった方)の死後、原則として3か月以内に行うことになっています。民法第...
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まだ生まれていない胎児の相続権について

胎児というのは、まだ生まれていないお腹の中の子のことですが、民法では以下のように規定されています。民法第3条1項(権利能力)私権の享有は、出生に始まる。つまり、まだ生まれていない胎児については、生まれ...
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養子にも遺産の相続権はありますか?

養子については、民法に以下のような規定があります。民法第809条(嫡出子の身分の取得)養子は、縁組の日から、養親の嫡出子の身分を取得する。ここでいう嫡出子(ちゃくしゅつし)とは、婚姻関係にある夫婦の間...
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相続人となる権利がなくなる~相続欠格とは?

相続欠格というのは、本来相続人に該当する人であっても、一定の行為を行ったことで相続権をはく奪され、相続人となれない場合のことです。相続欠格については相続廃除とは異なり家庭裁判所の審判等は必要ではなく、...
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相続における寄与分とは?~貢献度を考慮した相続分の上乗せ

寄与分というのは、相続人の中に、被相続人(亡くなった方)の財産の維持や増加について、特別の貢献(寄与)をした人に対して、その分を法定相続分に上乗せすることを認める制度です。特別の寄与とは、例えば被相続...
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非嫡出子(婚外子)にも相続権はあるのですか?

相続に伴って相続人が財産を譲り受ける割合については、民法で定められています。以前は同じ子であっても嫡出子(婚姻関係にある夫婦の子)と非嫡出子(婚姻関係にない男女の子)では相続分が異なっていました(非嫡...
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相続における遺産分割協議とは?~相続人同士での話し合い

被相続人(亡くなった方)の遺産は法律の理屈上、亡くなった瞬間に法定相続人の共有財産となります。そのため、その共有状態となっている遺産どのように分けるのかを、相続人間で話し合って決める必要があります。民...
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親と同居していた場合は特別受益にあたるのか

例えば、相続人の一人が親の持ち家に親と同居し、家賃に相当する額をその相続人が払っていなかったような場合、相続の際に、これを親からの特別受益と考えることはできるのでしょうか。別居していた他の相続人からす...
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内縁(事実婚)の妻(夫)は遺産を相続できますか?

被相続人(亡くなった方)の財産を相続する相続人の中で、最も相続分の割合が大きいのは配偶者です。また、相続において配偶者は常に相続人となります。相続税法上でも、配偶者控除などといった面で優遇されます。た...
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親名義の土地に自分名義の建物がある場合の相続は?

親名義の土地に相続人の一人が家を建てているというのは、よくある話で決して珍しいことではありません。このようなケースでは多くの場合、地代を支払わず親から土地を無償で提供されていることがほとんどです。この...
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相続における特別受益とは?~相続財産の前渡し

被相続人(亡くなった方)から特別の利益(贈与など)を受けていた相続人がいる場合、遺産分割の際に遺産を公平に分けるとなると、他の相続人は当然不公平だと感じるでしょう。この不公平を是正してそれぞれの相続分...