相続・遺言書専門の行政書士事務所・埼玉県川越市の行政書士鈴木法務事務所ホームページはこちら

被相続人の死亡前に受遺者(遺贈を受ける人)が死亡していたら?

よくわかる相続と遺言書のマニュアル 相続税・贈与

遺言書で遺贈(遺言書での贈与)するはずだった受遺者(贈与を受ける人)が、被相続人よりも先に亡くなってしまっていた、というケースも少なくありません。

ここで問題となるのは、遺贈そのものが無効となってしまうのか、受遺者の相続人が代襲相続するのか、といったことです。

では、このようなケースでは、遺贈するはずだった財産はどのように取り扱われるのでしょうか。

遺言書に書かれている遺贈とは?~遺言による贈与
遺贈とは、遺言によって遺産の全部または一部を、特定の人に贈与することです。 民法第964条(包括遺贈及び特定遺贈) 遺言者は、包括又は特定の名義で、その財産の全部または一部を処分することができる。ただし、遺留分に関する規定に違反することができない。 わかりやすく言えば、『遺言で贈与する』か...

遺言は被相続人が亡くなった時点で効力が生じる

被相続人が残した遺言書の効力が発生するのは、あくまでも被相続人が亡くなった後です。

つまり、被相続人が亡くなった時点で、すでに受遺者が亡くなっていたような場合には、その遺言内容については無効となります。

この場合、代襲相続といった問題にはなりません。

相続における代襲相続とは?
代襲相続というのは、本来相続人となる人が、相続の開始前に死亡していたり、相続欠格や相続廃除で相続権を失っているような場合に、本来相続人となる人の子が代わって相続するという制度です。 民法第887条(子及びその代襲者等の相続権) 被相続人の子は、相続人となる。 2 被相続人の子が、相続の...

遺贈するはずだった財産はどうなる?

遺言書に書かれている遺贈が無効ということになると、その遺贈するはずだった財産はどのように取り扱われるのでしょうか。

遺贈が無効ということは、そもそも遺贈がなかったということになりますから、その遺産は法定相続人が引き継ぐことになります。

つまり、遺贈そのものがなかったことになり、法定相続人間で遺産分割が行われるのです。

予備的遺言を活用する

遺贈したい人が先に亡くなってしまう可能性も考えられるのであれば、『予備的遺言』という方法で遺贈の意思を残しておくことができます。

予備的遺言とは、『もし受遺者が先に亡くなっていた場合には、その子に遺贈する』といった文言をあらかじめ遺言書の中に書き加えておくことです。

できる限り遺言者の意思を実現させるためには、このような予備的遺言というのも検討しておくのがよいでしょう。

当事務所でも遺言書についての相談を承っておりますので、ご不明な点などがあれば、お気軽にご相談ください。

相続・遺言書の相談は埼玉県川越市の行政書士鈴木法務事務所
川越で10年以上の経験と実績。相続相談・遺言書作成相談・相続手続き代行は埼玉県川越市の行政書士鈴木法務事務所にお任せください。専門の行政書士がみなさまの相談を承ります。 お気軽にお問い合わせください。
相続税・贈与
著者行政書士プロフィール

1971年埼玉県狭山市出身。平成18年1月、埼玉県川越市に行政書士鈴木法務事務所を開業。埼玉県行政書士会川越支部所属・同支部理事。
開業当初より遺言書作成・遺産相続手続きを中心とした分野を専門として取り組み、事務所を構える埼玉県川越市を中心とした地域密着型の業務で、遺言書作成・遺産相続手続きの専門家として大きな信頼を得ている。
【事務所】〒350-1163 埼玉県川越市四都野台21-20 2F
【TEL】049-293-1091(10:00~19:00)

よろしければ鈴木順一(行政書士)をフォローしてください
よろしければシェアしてください
よろしければ鈴木順一(行政書士)をフォローしてください
よくわかる相続と遺言書のマニュアル|埼玉県川越市の行政書士鈴木法務事務所