被相続人が国民健康保険に加入していたら葬祭費の申請ができます

よくわかる相続と遺言書のマニュアル~埼玉県川越市の行政書士鈴木法務事務所

国民健康保険に加入していた方が亡くなった場合、相続人は市区町村に申請することで『葬祭費』というものを受け取ることができます。

この葬祭費というのはどのようなもので、これを受け取るためにはどのような手続きが必要なのでしょうか。

葬祭費の申請と手続き

葬祭費というのは、国民健康保険に加入していた被相続人が亡くなった際に、相続人(葬儀をとり行った喪主など)が申請することで受け取ることができるお金のことです。

申請は、被相続人(亡くなった方)が亡くなったところ(住民票が置かれている市区町村)の市区町村役場に対して行います。

支給される金額は市区町村により異なりますが、おおむね1万円から7万円ほどです。

ちなみに、当事務所のある川越市では、葬祭費の金額は5万円(平成29年3月時点)です。

手続きに必要となるもの

葬祭費を申請して受け取るためには、主に以下のようなものを用意します

  • 葬祭を行った証明書類など
  • 喪主の印鑑
  • 喪主の口座がわかる通帳など
  • 葬祭費支給申請書(窓口でもらえます)

葬祭費支給申請書については、市区町村のホームページからダウンロードできる場合もあります。

また、申請に必要な書類等については、各市区町村で異なる場合がありますので、事前に問い合わせておきましょう。

手続きを行う期限

葬祭費の申請については、被相続人が死亡した日の翌日から2年以内です。

期限がありますので、忘れないうちに申請するようにしましょう。

葬祭費の取扱いなどについて

葬祭費は、葬儀をとり行った人(喪主など)に対して支給される弔慰金です。

ですから、この葬祭費に関しては相続税の課税対象にはなりません。

なお、葬祭費は市区町村によって支給される金額が異なります。

どのくらい支給されるのかについては、『葬祭費 ○○市』といったキーワードで検索して調べてみるか、直接役場の窓口に問い合わせて確認しましょう。

葬祭費については、お役所からわざわざ『葬祭費が支給されますよ』といった連絡は来ませんので、相続人が自分で申請する必要があります。

それほど大きな額ではありませんが、せっかくもらえるお金ですから、もし申請していないという方は、早めに手続きを行いましょう。

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行政書士プロフィール

行政書士 鈴木順一
1971年埼玉県狭山市出身。平成18年1月、埼玉県川越市に行政書士鈴木法務事務所を開業。埼玉県行政書士会川越支部所属・同支部理事。平成18年の開業当初より、遺言書作成・遺産相続手続き、内容証明郵便の作成代行などを中心とした分野を専門として取り組み、これまで相続相談業務、契約書作成業務、公正証書遺言作成に関する支援業務、遺言執行に関する業務や相続・遺言書作成、事業承継に関する講演、内容証明郵便の作成などで多数の実績がある。事務所を構える埼玉県川越市を中心とした地域密着型の業務で、きめ細かな顧客への対応を実現し、遺言書作成・遺産相続手続き、内容証明郵便の専門家として大きな信頼を得ている。