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生前にできる簡単な相続対策~自分の親の戸籍を確認する

よくわかる相続と遺言書のマニュアル 終活

私たちが実務を行っている中でも時々あるのですが、自分の親が亡くなって戸籍を集めていたら、自分が知らない相続人が出てきた、といったケースがあります。

例えば、被相続人(亡くなった方)に離婚歴があり、前妻との間に子供がいるなどということになると、その子供にも相続権が生じてきます。

また、養子であったり、いわゆる非嫡出子(認知されている婚姻関係にない男女の子、例えば隠し子など)が戸籍に記載されている、ということもあります。

こうした心配がある方は、まず親の戸籍を取得してみることをお勧めします。

親の戸籍は自分で取得することができる

日常生活の中で、自分の戸籍であっても滅多に取得する機会というのはないかもしれません。

ですから、親の戸籍を取得したことがある、という方はなおさら少ないでしょう。

戸籍というのは、原則として戸籍に記載されている世帯主である本人、あるいは記載されている世帯の者本人しか取得できません。

しかし、直系卑属(血のつながっている直系の子や孫)であれば、親や祖父母といった人たち(直系尊属)の戸籍を取得することは可能です。

そこでもし、自分の知らない推定相続人(将来相続人となる人)が出てくれば、親の生前にきちんと遺言書を残しておいてもらうなど、ある程度の相続対策を事前にとっておいてもらうこともできるでしょう。

戸籍の請求について

なお、戸籍は親の本籍地に対して請求することになりますが、本籍地が遠方で直接出向くことが難しいといった場合、郵送でも請求することができます。

郵送請求で必要な書類などは市区町村によって異なることがありますので、該当する市区町村に対して事前に確認しておきましょう。

こういったことは、相続が生じる前にあらかじめ知っておくのと知らないのとでは、やはり気持ちの整理という面で違ってくるものです。

また、自分の相続分がどれくらいなのか、といったことをある程度は知っておくこともできます。

自分の場合は大丈夫かな、と思ったら、親の戸籍を取り寄せて確認しておくということも、立派な相続対策なのです。

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著者行政書士プロフィール

1971年埼玉県狭山市出身。平成18年1月、埼玉県川越市に行政書士鈴木法務事務所を開業。埼玉県行政書士会川越支部所属・同支部理事。
開業当初より遺言書作成・遺産相続手続きを中心とした分野を専門として取り組み、事務所を構える埼玉県川越市を中心とした地域密着型の業務で、遺言書作成・遺産相続手続きの専門家として大きな信頼を得ている。
【事務所】〒350-1163 埼玉県川越市四都野台21-20 2F
【TEL】049-293-1091(10:00~19:00)

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